お知らせ
花粉症の対処法
この季節になると花粉症に悩む方も増えてきます。
ここでは、
『薬に頼らない!花粉症の克服法』をお伝えします。
①マスク、ゴーグルを使う
花粉症は
『目や鼻の粘膜に、花粉が着く』ことで起こります。
花粉をつけないように、粘膜をガードしましょう。
②服の素材に気をつける
花粉を持ち歩かない、持ち運ばないように服の素材にも注意します。
ナイロン素材のものが良いです。
③家に入る前に落とす
花粉を家に持ち込まないようにしましょう。
玄関先で払い落とすのも良いですが、服の素材によっては払いきれないこともあります。
粘着テープだと効率的に取れます。
④室内の花粉を排除する
粘着テープやお掃除シートなどで床やカーペットの花粉を拭き取ります。
掃除機だと花粉が舞い散りやすくなります。
⑤手洗い、洗顔、うがい
風邪やインフルエンザ対策と同じですね。
皮膚についた花粉を洗い流します。
できれば帰宅後は早めに入浴/シャワーしましょう。
花粉症は「季節性アレルギー」です。
アレルギーの大原則は「原因物質=アレルゲンを寄せ付けないこと」。
しかしそれだけでは克服することにはなりません。
症状を軽減/緩和するためには「体質の改善」がとても大事です。
花粉症は、ここ数十年で一気に症状を訴える人が増えたものだそうです。
様々な原因が考えられますが、
大きく2つ
①環境の変化
②体質の変化
が考えられます。
①環境の変化
・工場の排煙などで大気の汚染が進み、花粉と合わさることでアレルギー症状を起こすようになった。
・道路が舗装されて、花粉が常に舞い続ける状態なった。
・住宅の気密性が高くなり、室内の通気性が悪くなった。
②体質の変化
・食生活のスタイルが変化し、消化器(胃腸など)に負担がかかるようになった。
・深夜型の生活になり、心身を休める時間が減った。
・心身のストレスを受ける生活が続いている。
①の「環境」は一人ではなかなか変えられませんが、
②の「体質」は、ある程度自分でコントロールできます。
薬に頼るのも、限度がありますよね・・・
「胃腸の負担と花粉症って、何が関係あるの?」
「ストレスって、、悪いのは花粉のせいでしょ?」と思われるかもしれません。
しかし、②にあげたものは、特に
「粘膜」にダメージを与えます。
粘膜は鼻、口、目、ノド。それから食べ物を食べて消化吸収し、排泄するルートにあります。
外敵から体を守ったり、必要なものを取り入れる大切なものです。
粘膜に負担をかけすぎて、体を保護する免疫機能に異常が現れた状態が
アレルギーです。
花粉症の症状に悩まされている方は、
以下のことに気をつけてみて下さい。
幾つの項目が当てはまるでしょうか?
・食べ過ぎない
「胃腸に負担をかけすぎない」ということです。
消化〜吸収〜排泄に無理がかかると、胃腸の粘膜がダメージを受け、症状悪化の原因になります。
✔︎食事の時間が不規則(特に夜は遅い時間に食べる)
✔︎早食い(あまり噛まずに飲み込んでいる)
✔︎食後はしんどい(お腹が重い、気づいたら食べ過ぎてる)
✔︎インスタント食品、スナック菓子や味の濃いもの、揚げ物などが多い
✔︎お腹が減ってなくても三食きちんと食べる
✔︎便秘がちである
・白湯を飲む
刺激物がなく、水分補給ができて、胃腸を温めることもできます。
アツアツの白湯よりも、「フーフーせずに飲める温度」がいいですね。
喉の渇きを癒すのと、体に水分を与えるのは、必ずしも同じとは限らないですよ
✔︎普段からコーヒーをよく飲んでるから、水分不足は心配してない。
✔︎トイレが近くなるから、日中は水分を控えている。
✔︎味がついてないと飲み物が飲めない。
・早く寝る
内臓機能や免疫機能は、自律神経の働きを安定させることで、きちんと機能してくれます。
質の良い睡眠は自律神経の働きが安定するので、睡眠不足は大敵です。
✔︎0時以前に寝ることは、まず無い
✔︎朝はすっきり起きられない
✔︎布団に入ってからもスマホを触っている
✔︎入浴はシャワーで済ませることが多い
「○個チェックが入ったら、花粉症度○%!」ということではありません。
ご自分で気づいたものを、ご自身のペースでいいので改めてみて下さい。
ストレスを溜め込み過ぎず、適度に発散することも大切ですよ
当院は鍼灸や整体で身体のバランスを調えて、
「花粉に対処できるカラダ」作りのお手伝いをしています。