鍼灸 事例紹介


整体の後で動けなくなった腰痛 

40代 女性
腰の痛みの場所を示す図

 

来院までの経過

前日に、いつも通っている整体を受けた。
疲れが溜まっていたので「いつもよりしっかり揉んでほしい」とリクエストしてしっかり揉んでもらった後、立てなくなるほど腰と肩が痛くなった。救急車で病院へ行き、「ギックリ腰」の診断。
一晩経っても動けないため、ホームページを見て当院に往療を依頼。

 

 

来院時の状態

寝たままで体の状態を確認、少しの寝返りでも痛みが強く走る。室内移動は這うようにしているという。

体全体にほてりがあり、首〜腰にかけて左側に緊張が強い。足は冷えている。

 

経過

1回目

気力体力の消耗が激しいため、心身を落ち着かせる目的で、主に刺さない鍼で施術。体のほてり感が軽減した。

出来るだけ安静を指導。

 

2回目

前回施術後は痛みがましだった。少し動いたら夜に痛みがぶり返したので痛み止めを服用。

腰付近にほてり感が残るため、前回の施術に加えて腰周辺を緩めるために足に鍼をする。施術後は体位変換がしやすくなっている。

体の使い方、動かし方のコツをお伝えする。

 

3〜5回目

腰付近のほてり感は消失。夜は痛み止めを使わず、痛みなく眠れる日もある。動いた後は以前ほどではないが痛みがある。体位変換や動きはかなりスムーズになっている。同様の施術。

 

6回目

痛みどめは不要になっている。寝返りなどで少し痛みは残るが歩きやすくなっている。素早く動いたりするのはまだ怖いが、「だいぶ動けるようになった」ので、ご本人希望により施術を終了する。

院長より

しんどい時、痛みが強い時は、つい「たくさん揉んでもらったら、たくさん鍼してもらったら早く良くなるはず」と思いがちです。

ですが、回復のための適切な刺激量は体感よりずっと少ないことの方が多いです。

今回は大変なことでしたが、回復のお手伝いができてよかったです。

 

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