坐骨神経痛腰痛

症例

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【トイレ行くのもつらい 腰の痛み 左股関節の痛み】

90代 女性

初療までの経過

年末ごろ、庭仕事(花の世話)をしていて立ち上がった際に腰〜右臀部に痛みが走り、それ以来寝返り、ベッドから起きる、立ち座りなど痛みが続く。トイレにも一人ではいけない状態。

整形外科を受診したがレントゲンに異常はなく、痛みどめで様子を見る。少し痛みはましになったが、特に立ち座り、歩行で腰〜臀部、股関節(ソケイ部)に激痛が走り、恐怖感と痛みでつらい。

娘さんが当院のホームページを見て訪問施術を依頼された。

 

初療の状況

ベッドからの起き上がりは痛みながらもなんとか可能。2~3分も座っていられない。立ち上がる際に右腰〜臀部に痛みがある。太腿の外側にも痛みがある(右>左)。介助があっても歩くのがつらい状態。

 

施術経過

1回目

腰、股関節、下肢〜足の指に至るまで硬さ、こわばりがあった。関節の可動域も少なく、これらの柔軟性を回復させる目的で軽い刺激の鍼、電気灸を足のツボに数カ所施術。気力や体力の低下も見られるため、主に循環の改善を目的に施術。

 

2〜5回目

少しずつ腰の痛みはましになってきたが、立ち上がりの太腿の痛みは残る。状態確認と合わせて、立ち方の運動を3〜5回取り入れる。

 

6回目

少し調子が良かったからか、植木の世話をした。その後、腰痛がひどくなる。

腰、左股関節のこわばりが強くなっていたため、緩めるよう施術を行う。

 

7回目〜10回目

腰、股関節、太腿、脇腹など、痛みは移動しながらも徐々に楽になってくる。

 

11回目〜21回目

日によって疲労感や軽い痛み、つっぱりが出ることもあるが、ベッドから起きる動作、立ち上がりも比較的スムーズに痛みなくできるようになった。

座っていられる時間も長くなり、トイレにも2〜3回なら自分で行けるようになり、表情も明るさを取り戻してきている。

 

22回目〜

靴下を自分で履けるようになり、トイレ移動も特に不便を感じない(つかまり歩行)。無理をすると痛みが出ることもあるが、以前のように強い痛みは無く、コントロールできている。

 

院長より

両方の股関節の変形(片側は手術済、もう片方は高齢のため手術せず)があり、回復には時間がかかるか、痛みが取りきれずケアしながらの施術になると思われましたが、現在は無理さえしなければ痛みは出ないほどに回復されています。

娘さんの献身的な介護と、ご本人がしっかりご自身の症状と向き合い、焦らず諦めず、前向きにケアを続けられた結果でしょう。

これからは少しずつ、できる範囲で日常生活を楽しんでいただきたいと思います。