症状別

膝痛

  • 立ち座りや階段の上り下りで膝が痛む
  • 何度か膝に水がたまったことがある
  • 腫れや痛みが気になってゆっくり買い物もできない
  • シップも痛み止めもイマイチでもう良くならないのかと不安
  • 「年だから仕方ない」と何も処置してもらえず、不満

膝痛について

膝痛は腰痛の次に多いと言われ、慢性的な膝の痛みは「変形性膝関節症」が最も多いと言われています。加齢に伴って起こることが多いです。40代を過ぎると徐々に関節の変形が始まる、とも言われています。加齢に加えて「体重の増加」「筋力の低下」「ホルモンバランスの乱れ」など様々な要因が重なることが考えられます。これまでの生活で繰り返し負担がかかることにより、
骨が変形して、見た目に膝の関節が大きくなっていたり曲がっていたりします。軟骨や半月板が傷ついて炎症を起こすと痛みが起こると言われています。また「外傷後」つまり「昔の古傷」が治りきらず徐々に負担がかかって起こることもあります。

ではなぜ、膝の痛みは治りにくいのでしょうか?それは膝の関節の構造にあります。

膝の関節は太ももの骨(大腿骨)がスネの骨(脛骨)に乗っているだけです。このままではグラグラして安定しないので、前後左右をしっかりと「靭帯」という、硬いバンドのような組織で結んでいます。その上から筋肉が付いていて、立ったり歩いたりできるようになっています。膝を伸ばす時に使う筋肉がうまく働くように「膝のお皿(膝蓋骨)」があります。膝から上の重さは
体重の約70%。まともに骨に負担がかからないように、太ももとスネの骨の間には「半月板」というクッションが入っています。

クッションに役割としては他にも「関節包」や「滑液包」があります。関節の中を液で満たしたり、液の入った袋が関節、筋肉、靭帯などの間にあって、摩擦を軽減します。炎症が起こるなどして、これらの液が増え過ぎると「膝に水が溜まった」という状態になります。

このように膝は常に「体重の大部分を支えて」「自由に動く」ために負担がかかりやすい場所です。負担が大きく、日常生活ではあまり休めることができないので、一度痛みが出ると治りにくい傾向にあります。膝の筋肉は骨盤や足首に付いているので、「腰も痛い、膝も痛い」「よくつまづく」などの症状が出ることが多くあります。膝の症状を改善し再発を防止するためには、こ
れらのバランスを整えることが重要です。

適応疾患一覧へ