適応疾患

肩こり・首痛

  • いつも肩に重いものが乗っていてスッキリしない
  • 振り向くと首が痛く、車の運転がしにくい
  • 眉間にシワがよって「怒ってるの?」と心配される
  • 何もしてないのに肩が凝り、一生付き合うのかと不安
  • 何もする気が起きない

肩こりについて

肩が重くて気持ち悪い、スッキリしない。時によっては痛くてたまらないーーなど、多くの人は人生で一度は経験するのではないでしょうか。

肩こりとは「後頭部〜首〜肩甲骨〜背中」あたりの広い範囲での重苦しさ、こり感などを指します。肩甲骨の間のこり感を関西では「けんびきが凝る」と言ったりしますが、医学的に正確な定義はなく、日本人独特の表現である、とも言われています。ひどくなるとめまいや頭痛、吐き気を起こす方もいます。

肩こりは筋肉のコリ(=血液の流れが悪くなっている)で起こります。図は、体の左側が一番表面にある「僧帽筋」、右側がそれより奥にある「肩甲挙筋」「菱形筋」という筋肉です。肩こりの原因となる主な筋肉です。では、なぜ筋肉がコるのでしょうか?

肩こり・首痛でよくみられる原因は以下の通りです。

1.姿勢

細かい作業を長時間続けたり、一日中座ったまま動かないなど、姿勢が崩れたまま過ごすと

肩周りの筋肉に負担がかかる→筋肉が硬くなる→血行が悪くなる→肩こり

となります。身体は主に背骨で重みを支えていますが、長時間同じ姿勢を続けたりすると猫背の姿勢になりやすく、頭が前の方に倒れることになります。背骨ではなく、主に肩首の筋肉で支えることになるので、コリが強くなってしまいます。体操したり、同じ姿勢を避けることで対処できます。

2.目の使いすぎ

パソコンやスマホの普及によって、目にかかる負担は近年とても大きくなっています。「目が疲れたなー」と感じなくても、目の疲労は肩首には大きな負担がかかります。特に後頭部付近の筋肉が緊張するので、そこから首〜肩とコリが影響します。「スマホ首」や「スマホ老眼」という言葉ができていますが、目の負担+姿勢の負担で症状を訴える肩が増えてきています。とにかく目を休める+目の血行を良くする(ホットタオルなど)をまずやって下さい。

3.内臓の不調

揉んだり温めたりしてるのに、、体操もしてるし、スマホ使いすぎないようにしてるのに、、あんまり肩こりが良くならない、という方は、内臓の働きが影響しているかも知れません。胃腸や心臓、肺、肝臓などなど、、、どの内臓の働きが弱っていても肩こりになる可能性はあります。「胃からくる肩こりならこの辺がこる、心臓ならこんな感じ、、」という風に、原因ごとに出やすい症状の傾向はありますが、絶対的なものではないのでここには書きません。

血圧の高すぎや低すぎも肩こりの原因になりますし、脳梗塞などの脳血管障害の前兆でも出ることがあります。食事など生活習慣を中心に見直す必要があります。

いかがでしたか?ちょっとした不調から、内臓や血管の問題まで。少しこわい内容もあったかと思います。たかが肩こり、されど肩こりです。放っておいていいことはありません。まずは上記の方法を試してみて下さい。当院では詳しいセルフケアのやり方もお伝えしています。

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