意外な盲点？痛みや不調改善には【水分のとり方】が大切

まずは暑い時期の水分補給の方法から。近年の夏は命に関わるくらい暑くなっていますからね。

夏＝暑い時期に水分補給をする際には、『胃腸を冷やさない』ことが大切です。
冷たい飲み物をゴクゴク飲んで胃腸を冷やすと夏バテに直結し、風邪をひいたりお腹を壊してしまいます。
とはいえ、暑い時は冷たい飲み物が欲しくなりますよね。屋外ならなおさらです。

そんな時はこの方法で水分補給してみて下さい。

【爽快感と夏バテ予防を両立する！水分補給をする方法】

①冷たい水を一口、口に含む。

②いきなり飲み込まず、口の中をゆすぐように、水を回す。特に「舌の裏」「歯茎の間」に。

③しばらく含んで、水の冷たさがなくなってきたら、ゆっくりと飲み込む。

慣れてくると十分、爽快感を味わえます。

出来るだけ風通しの良い日陰に入って水や麦茶をゆっくり飲むと良いですよ。
 

夏は特に脱水しやすいので、こまめに補給してください！
1時間にコップ1〜2杯程度が目安です。最低でも2口程度を！

夏場でなくても、慢性的に水分が不足した状態が続くと「だるさが取れない」「治りが悪い」「体調がすぐれない」「頭がぼんやりする」といった状態になってしまいます。

水分は生命の維持に欠かせないもので、役割は主に次の通りです。

①血液の主要素として栄養を運んだり老廃物を流したり、
②尿として体から余分なものを排泄したり、
③汗として熱冷ましに効果を発揮します。

いろいろな方法があると思いますが、この3点を押さえておけば大丈夫です。

①「常温の水」か「白湯」で！
コーヒーやジュースは出来るだけ控えましょう。余分な成分（砂糖、カフェインほか）が含まれるものはおすすめしません。お酒は分解時に、水分を使用するので逆効果。「ビールで水分補給」はダメです。

②1日に1,5~2リットルが目安
1日に必要な水分量は、体重１ｋｇあたり30cc、つまり60ｋｇの人なら1,8リットルと言われています。食物に含まれる水分や、食事の時の汁物などを考慮しても、1日に1,5リットル前後の「水」を補給しましょう。寝ている間にも水分は蒸発するので、寝る前にも！

③ペットボトルを利用
いくら体のためとはいえ、いきなり2リットル近くの水を飲むのは難しいかもしれません。そんな方はペットボトルを2本、用意してください。1本を午前中に、もう1本を午後のうちに飲み干してみて下さい。これで1リットルが補給できます。